DKC 気軽で温かみのある 第一勧業信用組合

理事長メッセージ
採用情報

私たちは地域の皆さまと幸せを共創する

 

~つながる、広がる、生まれる、そして育てる

 経済が活性化するためには、必要なところにお金が行き渡ること、すなわち経済の循環機能として金融が十分機能することが重要となります。金融が体の中を巡る血液に例えられる所以です。血液を流す血管が金融機関となりますが、メガバンクなどが担うのが大動脈だとすれば、私たち信用組合は毛細血管を担っていると言えるでしょう。相互扶助の精神に基づく地域の金融機関として、地元地域の一員として地域に寄り添うからこそ、きめ細かく、小回りの効いたお手伝いが可能になります。

 

 

 

当組合は、基本方針である「人とコミュニティの金融」、

 

「ともに成長する金融」、「志の連携」を実践しています。

 「人とコミュニティの金融」では、それぞれの地域・業域・職域の資金調達ニーズに対応した独自のコミュニティローンを充実するとともに、資金運用面でもライフステージに合わせた多様な提案を行っています。その心は、“人と人とがつながることで生まれ、そして広がるコミュニティの信頼関係に根ざした金融” です。 地域、コミュニティとのふれあいを大切にし、絆を深めるために多くの地域行事に積極的に参加しています。

 

 「ともに成長する金融」では、既存の組合員の成長支援はもちろん、「若者・女性を応援する組合」をスローガンに創業支援にも力を入れ、また、企業のライフサイクルに応じた再生支援、事業承継支援などにも積極的に取り組んでいます。事業の意義を理解し、経営者の熱意・やり抜く力を確認し、蓄積した知見や情報収集・分析力を駆使して将来の事業性を見極める「目利き力」が問われる分野です。組合員の経営上の悩みに対して、いったんは同じ目線に立ち、しかしそのうえで金融のプロとしての客観性をもって将来の事業性を見極め、組合員に伴走して事業を育てることが大切であり、組合員に寄り添う協同組織の金融機関である私たちだからこそお役に立てるものと考えています。

 

 「志の連携」では、「地方と東京を結ぶ組合」とのスローガンを掲げ、地域間での協業や資金循環を通じて、組合員の発展、ひいては地域の発展に貢献するものです。当組合の組合員は中小零細企業の方々が主体ですが、とは言え事業には相応の地域的な広がりがあるものです。一つの組織では限界があるサービスでも連携のネットワークを活かしてお手伝いの幅が広がりますし、結果として地方創生にもつながります。現在同じ志を持った40 金融機関、12 地方自治体と連携協定を結んでおり(2020/6/30 現在)、地方物産展や東京と地方のビジネスマッチングなどを含め、「志」そして「実り」ある活動を行っています。

 

 

 

求められる職員像とは

 

~この人に相談したい、この人に託したいと言われるように

 私たちの経営理念、使命を簡潔に述べますと、「世の中に必要とされるお客さま(組合員)、そのお客さま(組合員)の様々なステージにおける課題解決に資するサービスを提供することにより、お客さま(組合員)、ひいては地域、世の中の発展に貢献する。」ということになります。これを担う職員像としては、第一に、人間として魅力のある人です。広い視野を持ち、人間の幅・深みのある人、思いやりがあり誠実な人と言い換えられるかもしれません。第二に、多様性を受容し、活用できる人です。つながり、広がり、生まれ、育てるを実践し、幸せを共創していける人には必要と思われます。第三に、自分事として主体性を持って取り組む人です。他人事ではなく親身に対応できることは重要です。

 これらの素養が十分な水準であることは、すぐには難しいかもしれませんが、少しずつでも身に着け、成長していけばよいと思っています。

 思いやりや誠実さを大切にしつつ、「この人に相談したい。この人に託したい。」と思っていただけるよう、私たちは日々努力しています。

 

 

 

私たちは誇りを持って働きます

 

~この組合で働いていてよかったと思えるように

 当組合は、お客さまの幸せはもちろん、職員の幸せも大切にしたいと考えています。逆に言えば、自分や自分の身近な人も幸せにできないようでは、他者であるお客さまを幸せにできないのではないでしょうか。

 そうした信念から、職員が誇りをもって活き活きと働けるよう、様々な取り組みを行っています。

 

 

 

かんしん働き方改革の加速

 それぞれの業務が私たちの経営理念の実現にどのように関わるのかをなるべく体系的に明確化、共有し、職員の組合への貢献度が実感できるように努めています。「何のために」を重視し、「ノルマ」ではなく「自主目標」、すなわち持続的成長のためにやらねばならないこととしての意義を十分意識したうえで、自らの役割期待に応じる形での自主目標に主体的に取り組む働き方を採っており、人事評価もそれに合わせて行っています。

 また、ダイバーシティを推進し、女性、若者が活躍できる諸制度の整備、運用を行っており、女性、若手の比率が高い信用組合となっています。

 

 

 

SDGs 宣言とその地道な実践

 2015 年の国連サミットで採択された “持続可能な開発目標「SDGs(SustainableDevelopment Goals)」には、地球上の誰一人として取り残さない、持続的で多様性と包摂性のある社会を実現するための 17 の目標が定められました。

 当組合は、2018 年 9 月 28 日に『かんしん「SDGs 宣言」』を対外公表しました。SDGs の考え方自体が当組合の経営理念とも合致していることから、経営方針の中核に据え、身近にできることから具体的に実践を重ねています。

 

 

 

GABV への加盟と積極的活動

 当組合は、2018 年 7 月に、持続的可能な経済・社会・環境の発展に対する貢献を目的とした金融機関による国際組 織「GABV (The Global Alliance for Banking onValues)」へ日本初で加盟しました。SDGs への取り組みの一環でもあります。日本で唯一の金融機関として、志を同じくする世界の仲間とともに、取り組み事例を交換するなどお互いに刺激し合いつつ、社会的存在の責務のより良い果たし方を模索し、実践しています。